札沼線2020年5月の廃止有力

 2018.12.09

 沿線自治体が廃止を受け入れた札沼線(北海道医療大学~新十津川)の廃止時期について、2020年5月7日の廃止が有力となりました。今月20日に正式決定されます。

 廃止時期が5月7日となっているのは、沿線自治体が大型連休期間中に廃止のイベントを行うためで、19年度末廃止も候補にあったようです。

 札沼線は、函館本線札幌(桑園)と留萌本線石狩沼田を結ぶ路線でしたが、1972年6月に新十津川~石狩沼田が廃止され、路線名が形骸化しました。北海道医療大学~新十津川の廃止後は、石狩沼田がますます遠くなります。

 1991年3月に学園都市線の愛称が付与され、現在は正式名称の札沼線より、愛称の学園都市線が定着しています。北海道医療大学~新十津川の廃止を機に、学園都市線を正式名称にしてはどうかと調べたところ、路線名は簡単に変えられないそうです。

 札沼線は、04年度から17年度まで14年連続で輸送密度1日100人未満となっており、17年度は過去最少の1日57人でした。また、14年度から17年度まで4年連続で営業係数2000以上となっています。

 輸送密度1日200人未満は、路線バスでも輸送力を十分確保できる水準です。バス転換された場合、年間、数億円の赤字を計上することもありません。

 営業係数2000以上は、100円の収入を得るため、約20倍の費用をかけています。主力のキハ40形気動車も老朽化しており、1両あたり約2億円の車両更新費用が必要です。

 これでは「維持困難」とされても仕様がないです。転換対象5線区は、国、道が支援しないと決めているので、国鉄でもバス転換を促したかもしれません。

 廃止に同意するまでが長く、廃止が決まれば、あっけないです。転換対象5線区は、不本意と思いますが、廃止を受け入れるしかありません。



広告


広告

プロフィール

Author:dieseltrain


-