特急「スーパー北斗」デビュー20周年

 1994年3月1日ダイヤ改正から札幌~函館間にキハ281系気動車の特急「スーパー北斗」がデビューし、明日、2014年3月1日、デビュー20周年を迎えます。

 JR北海道の特急気動車で初めて振り子装置を導入したキハ281系「スーパー北斗」は、当時最速だったキハ183系気動車の特急「北斗」の3時間29分から30分短縮した最速2時間59分で札幌~函館間を結び、表定速度は106.8km/hを記録し、当時の在来線でナンバーワンのスピードでした。

 1998年4月からは、帯広・釧路方面に投入していたキハ283系気動車を「スーパー北斗」にも投入し、札幌~函館間のスピードアップに貢献しました。

 デビュー当初は札幌~函館間の11往復のうち、「北斗」が6往復で「スーパー北斗」が5往復でしたが、1998年12月に「スーパー北斗」7往復、「北斗」4往復と運転本数が逆転し、「スーパー北斗」は函館方面の看板特急列車となりました。

 しかしながら、この栄光は昨年11月1日ダイヤ改正の減速減便によって終わりを告げました。札幌~函館間の最高速度は130キロから120キロに、運転本数は11往復から9往復に減便となり、「北斗」4往復の計画運休の影響で、函館方面の定期列車は「スーパー北斗」5往復という異常事態です。

 表定速度ナンバーワン、最速3時間などの金字塔を打ち立てた「スーパー北斗」ですが、今は見る影もない姿となってしまいました。減速減便によって札幌~函館間はおよそ3時間半、速達列車も消えました。誰がこのような姿を予想できたでしょうか。

 デビュー20周年の「スーパー北斗」が、デビュー当時の運転本数に戻って、使用するのはキハ281系のみとなったのは、あまりにも偶然であるとしか言いようがありません。




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Author:dieseltrain


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