道内全域で減速運転がスタート

 本日、JR北海道のダイヤ改正が実施されます。今改正では、減速運転の対象となった列車で最後まで残っていた特急「スーパーとかち」と快速「エアポート」の最高速度が130km/hから120km/hに見直しとなり、津軽海峡線を除いたJR北海道会社線全てで、最高速度が120km/hとなります。

 また、「スーパーとかち」と、特急「スーパー宗谷」で使用するキハ261系気動車について、曲線通過速度を向上させる車体傾斜装置の使用を取りやめるため、「スーパーとかち」はキハ183系気動車時代並みのスピードダウンとなります。

 一方で、釧路方面から旭川方面、稚内方面から函館方面への乗り継ぎが改善され、特急「スーパー北斗2号」が登別、伊達紋別、洞爺に停車拡大、L特急「すずらん」の運転時刻を一部変更するなど、利便性の向上を図ることで減速運転の影響を少なくしています。

 -改正のポイントは-

 帯広方面は「スーパーとかち5・7・10号」の時刻が繰り下げされ、札幌方面への最終が16時台から19時台となり、十勝エリアの滞在時間が拡大します。また、キハ261系の車体傾斜装置の使用を取りやめるため、「スーパーとかち」の所要時間は、最速でも9号の2時間39分となり、平均所要時間も改正前から9分増加します。

 釧路方面は「スーパーとかち」の時刻変更に合わせて、特急「スーパーおおぞら」の時刻も見直されます。また、「スーパーおおぞら2号」は南千歳で「スーパー北斗8号」、「スーパーおおぞら12号」は札幌でL特急「スーパーカムイ45号」にそれぞれ接続し、特急の接続が改善されます。

 函館方面は今月1日から特急「北斗」4往復が運転を再開し、定期列車は1日9往復となっています。「スーパー北斗2号」の停車拡大とともに、室蘭本線の普通列車も一部で時刻が見直されます。また、「すずらん5・9・2号」の時刻が見直され、このうち2号の札幌発が改正前の11時台から9時台に繰り上がり、室蘭エリアには午前中の到着が可能になります。

 稚内方面は「スーパー宗谷」に使用するキハ261系の車体傾斜装置の使用を取りやめるため、平均所要時間は改正前から2分増加しますが、1号は改正前の5時間12分から5時間05分に短縮されます。ほかには、2号は札幌で「スーパー北斗10号」に接続し、今月1日から特急「サロベツ」1往復が運転を再開しています。

 空港連絡の「エアポート」は、減速運転の影響で札幌~新千歳空港間の所要時間が最速37分となりますが、昼間時間帯の札幌発着時間は変更されていません。

 メンテナンス体制強化の一環として、昨年11月1日から実施されている特急・快速列車の減速減便は、今改正で一段落となりますが、今後は、どの時機に最高速度を戻すのかが課題となりそうです。




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Author:dieseltrain


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