冬の臨時列車、106本減少

 JR北海道は、2014年度冬の臨時列車の運転計画を公表しました。2014年12月1日~15年2月28日の90日間、合計532本運転します。運転本数は、新幹線開業準備などにより、昨年比106本の減少となります。

 -さようならSL列車-
 一連の問題を受けた安全対策の強化や新幹線開業準備などの理由で、現在、SL列車の存廃問題が浮上しています。「SL函館大沼号」「SLニセコ号」に加えて、2014はこだてクリスマスファンタジーの開催に合わせて運転する「SLはこだてクリスマスファンタジー号」も、今年度限りの運行終了が取りざたされています。

 「SLはこだてクリスマスファンタジー号」の運転日は、12月6~20日の土・日と、21~25日は毎日運転で、冬の函館を彩ります。函館~大沼公園間を1日2往復運行します。

 一方、SL列車でも存続が有力となっているのが、道東観光の定番である「SL冬の湿原号」で、例年通り、来年1月17日から1日1往復で運行をスタートします。

 運転日は来年1月17~31日の土・日と、2月1~28日の毎日運転で、3月も運転を計画しています。このうち、1月17・18・24・25日の4日間は、川湯温泉まで延長運転が実施されます。

 また、昨年度まで実施されていたSLの重連運転について、今季は実施されなくなり、さらに、2月2~4・16~18・23~25日は、SLからディーゼル機関車牽引に変更し、「DL冬の湿原号」として運行します。「DL冬の湿原号」は13年2月と3月の一部運転日で、C11-207号機の修繕を理由に、運行されたことがあります。

 -ニセコ方面の列車復活-
 昨年11月1日から実施した特急列車の減速減便と、函館方面の特急「北斗」4往復の運休が影響し、昨年度は運行が見送られた「ヌプリ」「ワッカ」が、今年度は復活することになります。

 12年度に「冬のヌプリ号」が札幌~長万部間で運転されましたが、今年度は夏季と同様に札幌~函館間の運転となり、函館行きを「ヌプリ」、札幌行きを「ワッカ」として運転します。

 冬季の山線(函館本線小樽経由)で、札幌~函館間を直通する臨時列車は、03年の「北斗星ニセコスキー号」(上野~札幌)以来12年ぶりとなるかもしれません。近年では異例の運行体系です。

 -本州方面の輸送人員に影響も-
 上野~札幌間の「カシオペア」、来年3月で運行を終了する大阪~札幌間の「トワイライトエクスプレス」について、青函トンネルを含めた共用区間の検査や試験の実施により、一部運転日で運転時刻が変更されるだけでなく、年末年始期間は運転日の設定がありません。

 これは、定期列車の上野~札幌間の「北斗星」、札幌~青森間の急行「はまなす」も同様で、年末年始期間を中心に新青森~函館間で運転する臨時「白鳥77・80号」の利用価値が高まりそうです。




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Author:dieseltrain


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