少ない秋の臨時列車

 2018.08.26

 JR北海道は10月1日~11月30日の61日間、秋の臨時列車を運転します。期間中の運転本数は、新幹線14本、在来線37本の合計51本です。これは過去5年と比較して最も少なくなります。

 運転期間は61日間となっていますが、増発は10月1~8日、11月23~25日に集中しており、実際は約2割の11日間しか運転されません。増発列車も新幹線、「北斗」「くしろ湿原ノロッコ号」の3列車のみです。

 以前であれば、期間中300本以上の臨時列車が運転されました。なぜこれほどまで激減したのでしょうか。やはり、本州方面の寝台列車廃止が響いているようです。例えば13年は「トワイライトエクスプレス」70本、「カシオペア」46本が運転されました。

 新幹線の運転本数は、開業以来14本で変わりません。ところが在来線は16年が58本、17年が44本、今年が37本となっており、年々運転本数を減らしています。この理由は「北斗」の運転本数が関係しているようです。

 16年は14本(最大2往復)ありましたが、17年は2本減の12本(1往復)、今年は7本(最大1往復)で16年の半分となります。しかも上り84号が10月6日の1本となっています。

 「北斗」の増発は、このような片道運転が目立ってきました。本州から北海道の利用が多く、その逆が少ないのかもしれません。

 秋季は2か月で、もともと運転本数が少ない時期です。それにしても、合計51本というのは、あまりにも少ない運転本数ではないでしょうか。観光列車は「くしろ湿原ノロッコ号」のみで、ニセコ方面、富良野方面の紅葉観光列車も運転されていません。

 JR北海道はキハ40形気動車4両を「北海道の恵み」シリーズ車両に改造して運転しています。この4両を活用した観光列車の運転など、地域に根付いた観光列車の復活が望まれます。



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Author:dieseltrain


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