留萌本線で当面の間、タクシー代行実施

 2015.03.25

 JR北海道は、留萌本線留萌~増毛間の運転見合わせが長期化していることから、当分の間、同区間でタクシー代行を行うと発表しました。

 実施期間は3月25日から列車の運転を再開するまでの間、留萌~増毛間の下り1本、上り2本でタクシー代行を行います。

 -影響わずか40人-

 留萌~増毛間の運転見合わせの影響は、運休本数1日13本に対し、1日あたり約40人(平日)で、ほぼ空気輸送となっているようです。留萌本線の2014年度上期の輸送密度は1日144人でした。

 代替輸送機関は、代行タクシーのほか、留萌本線と並行するように沿岸バスが「留萌別苅線」を運行しており、留萌本線全体を見ても、留萌~増毛間は国道231号線、深川~留萌間は深川留萌自動車道が整備されています。

 -存廃を考える-

 留萌~増毛間の運転再開は、雪解けが進むことから始まり、災害の危険がなくなった上で線路点検等を実施し、列車を走らせるという手順のようですが、作業スピードは地方ローカル線の列車そのものです。

 JR北海道は14~18年度の5か年計画で、安全対策強化のために約2,600億円の資金を投じる一方、サービスの抑制や列車の減速運転を維持し、地方ローカル線を中心に減便や編成両数の見直しを行うようです。

 地方ローカル線では、安全対策が先送りされているどころか、現行の運転本数やサービスの維持が危なくなってきました。

 例えば、輸送密度が1日500人未満の路線で、代替交通機関や鉄道と並行して高速道路や国道が整備されている路線は、「鉄道の役割を終えている」として、存廃を考える時代にあるのかもしれません。




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Author:dieseltrain


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