JR北海道、2015年度事業計画を公表

 2015.04.02

 JR北海道は、2015年度事業計画を公表しました。15年度設備投資計画は、輸送設備の維持更新に136億円、経営の体質改善に76億円、輸送力整備に51億円、車両に200億円など、合計470億円となっています。

 -札幌圏のロングシート化を推進-

 例年、注目を集める車両の設備投資ですが、今年度は、快速「エアポート」や札幌圏用の733系電車や、キハ261系特急気動車を新製投入し、H5系新幹線電車の新製も行われます。

 車両の安全対策は、特急気動車等の重要機器取替えや車両の修繕工事、ATS-DNの整備が16年6月までの完了に向けて推進されます。

 先月、旭川~新千歳空港間の直通運転廃止の報道がありましたが、今年度事業計画で見直しの検討が公表されました。これにより、L特急「スーパーカムイ」の直通運転は、終了する公算が大きくなっています。

 -形式の絞込み-

 今年度も733系やキハ261系の新製が行われることになり、形式の絞込みが明確になってきました。これは、711系電車とキハ183系気動車が主力だった国鉄時代の「再来」です。

 線区を問わず運用できる車両が重要であり、条件が厳しい線区で活躍できる車両が、道内各地でも活躍できることは、711系やキハ183系が証明しています。

 しかも、同一形式や車両を新製することで、メンテナンス体制の強化や効率化につながるほか、車両新製の経費抑制のメリットがあります。

 -地方ローカル線の見直し-

 1月の日高本線の線路被害や、2月から続く留萌本線の災害警戒など、地方ローカル線の環境は年々厳しさを増しています。

 15年度の安全対策は、札幌圏や主要都市間に集中しており、JRの14~18年度の5か年計画でも、地方ローカル線の安全対策は先送りされています。

 地方ローカル線の見直しは、「徹底した経費節減」「自助努力」の方針から、中途半端ではなく、相当踏み込むという懸念が残ります。




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