留萌本線留萌~増毛間の2016年度廃止が公表される

 2015.08.11

 存廃問題が浮上した留萌本線(留萌~増毛)について、JR北海道が2016年度中の廃止を公表しました。16年秋廃止との報道がありましたが、地元自治体の理解が進めば、予定通りに廃止される見通しとなりそうです。

 当該区間を廃止するのは「利用客が極めて少ない」「年間で億単位の赤字」「多額の安全対策費用」ということが理由ですが、このようなキーワードは以前にも見かけました。昨年5月に廃止された江差線(木古内~江差)です。

 江差線の廃止は、赤字線区を廃止するための前例となりました。この3つのキーワードが当てはまる線区は、いつ存廃問題が浮上してもおかしくないという状況にあります。

 -道内ワースト1の線区-

 札沼線の一部(北海道医療大学~新十津川)は、14年度輸送密度が道内ワースト1(81人)ですが、この数字は新十津川まで利用した場合の数字とは限りません。留萌本線も全区間で142人ありますが、留萌~増毛間は39人しかありません。

 例えば、札沼線も医療大学から石狩月形まで、さらに浦臼まで、そして新十津川までの輸送密度を出せば、あるいは、留萌~増毛間を下回る輸送密度となっている可能性もあります。現行の浦臼~新十津川間は1日3往復で、存廃問題が浮上した留萌本線や江差線の運転本数を大きく下回っています。

 留萌本線も当初は18年度頃の廃止という報道でしたが、実際には廃止時期が早まりました。留萌本線の問題が解決した場合は、次の廃止対象線区が公表されることも考えられます。なぜなら路線の廃止が留萌本線で終わるように見えないからです。ローカル線の廃止危機は始まったばかりです。

 -廃止後の支援は-

 江差線は路線バスが走っていなかったので、廃止後は代替バスを運行していますが、留萌~増毛間は路線バスが走っているため、JRがどのような形で地元自治体の支援を行うのでしょうか。

 JRは江差線代替バスに9億円の支援などを行っていますが、留萌~増毛間でも、廃止後は並行する路線バスの費用補助などの可能性があるかもしれません。




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