主要4線区のお盆期間輸送実績、厳しい結果に

 2015.08.20

 JR北海道の夏季期間利用状況が公表されました。夏季期間(7月17日~8月17日)の都市間主要4線区の輸送実績は、前年比2%減の93万4400人となりました。

 線区別では本州方面は同4%減の18万8800人、函館方面は同横ばいの24万0300人、旭川方面は同1%減の38万0600人、釧路方面は同6%減の12万4700人となりました。

 また、お盆期間(8月7~17日)の都市間主要4線区の輸送実績は、前年比4%減の35万5600人となりました。線区別では本州方面は同3%減の8万8800人、函館方面は同2%減の9万人、旭川方面は同6%減の13万人、釧路方面は同6%減の4万6700人となりました。

 -過去10年で最低の利用客-

 今夏の主要4線区のお盆期間輸送実績は、過去10年で最低になったと報道されています。しかし、夏季期間やお盆期間の輸送実績は、各年度で計測期間が異なっているため、公表されているデータでは利用客に大きな差があります。

 そこで、2006年度から今夏までの各年度で、主要4線区の1日あたりの平均利用客数を計算しました。その結果、過去10年間で最低となっていることが分かりました。

 期間中は今月1日に発生した石北本線(下白滝~丸瀬布)における路盤流出や、道内各地で発生した大雨の影響などがありましたが、JRは寝台特急列車の廃止や高速道路の延伸などが影響したと考えているようです。

 -都市間の輸送力回復は難しい-

 今夏の多客期輸送は厳しい結果となりました。特急気動車のトラブルなどが原因で、深刻な輸送力不足に陥っていた13年度を下回る結果であったからです。

 北海道新幹線の開業が近づいており、主要都市間の輸送力強化は喫緊の課題であると思っているのですが、このような結果を考えると、新幹線の開業効果があっても、以前の水準まで輸送力を回復させることは、難しいのではないでしょうか。

 <お盆期間平均利用客数>
 年度 期間(日) 主要4線区計(千人) 1日平均(千人)
 2006  10  413.0  41.3
 2007  11  444.4  40.4
 2008  10  414.6  41.46
 2009  12  437.4  36.45
 2010   8  274.4  34.3
 2011   8  293.0  36.625
 2012  11  407.7  37.063
 2013  10  334.2  33.42
 2014  10  343.3  34.33
 2015  11  355.6  32.327




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