大人の休日倶楽部、道内でも募集開始

 2015.10.13

 JR北海道は、来年3月の北海道新幹線開業を見据えた取り組みとして、JR東日本シニア組織「大人の休日倶楽部」の募集を開始しました。シニア層をターゲットにした新幹線利用の促進を図ります。

 これにより、同社が1997年に設立したシニア組織「悠遊旅倶楽部」は2017年3月をもってサービスを終了します。また、16年4月1日から「ジパング倶楽部」の取り扱いをJR東日本のサービスに変更します。

 <JR東のロゴに不思議な感覚>

 最近、道内の駅等では「大人の休日倶楽部」のパンフレットを見かけるようになりました。道内でJR東のコーポレートロゴを見ることは、以前では考えられないことでした。例えば、「デスティネーションキャンペーン」のパンフレットなどで、JR他社のコーポレートロゴを見る程度です。

 今後は、JR北が「他社」のサービスを宣伝することになりますが、JR東のサービスはJR北のサービスと共通点が多くあります。また、ポイント付与やJR北海道会社線の新規設定等、新たに行っていなかったサービスを開始することで、JR北のサービス抑制の影響を限定的としています。

 道内では「大人の休日倶楽部」の認知度は低いかもしれませんが、実はAMラジオの遠距離受信を多少かじっておりまして、首都圏の放送局のナイター中継で流れるJR東のCMにて、以前から「大人の休日倶楽部」を認識していました。超大物女優を起用していることも知っていました。

 もし、首都圏のラジオ放送を聴取していない場合、よほどのことがなければ、道内でJR東のCMを見聞きすることはありえません。ですから、そのサービスが道内でも開始されることは少し不思議な感覚です。

 「大人の休日倶楽部」がJR東の単独サービスからJR北も取り込んだサービスとなり、今後、旅行商品の展開等で大きく変化していくと思われます。

 <JR東日本化が進む>

 JR北は14年4月から、経営陣の会長、副社長がJR東出身者となりました。現在、JR東が主導し、JR北の経営を立て直していますが、JR北とJR東は資本関係にありません。にもかかわらず、JR北のJR東日本化が進んでいます。

 旅行サービスだけではありません。例えば、北海道新幹線の車両はE5系車両をベースにしたH5系車両。17年度から投入する計画の新型一般気動車は、JR東の新型一般気動車と共通化する計画です。

 1987年4月の国鉄改革以降、津軽海峡をはさんで2社に分割したJR北とJR東は、北海道新幹線開業を機に、再び、結びつきを強めようとしています。




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Author:dieseltrain


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