宗谷北線大幅見直し、釧網本線快速「しれとこ」存続、石北本線駅廃止と減便が連動

 2015.12.01

 道内地方線区の大減便問題、第4回は8本の見直しが予定される宗谷本線、同じく8本の見直しが予定される釧網本線、そして9本の見直しが予定される石北本線を取り上げます。

 <宗谷本線>
 列車番号   始発   時刻   終着   時刻   見直し内容 
 4321D   幌延    6:30   稚内    8:01   全区間廃止 
 4329D   名寄   12:35   幌延   15:14   全区間廃止 
 4333D   幌延   15:49   稚内   16:57   全区間廃止 
 4337D   名寄   16:41   幌延   19:16   音威子府以遠廃止 
 4326D   稚内    6:04   音威子府    8:20   全区間廃止 
 4328D   音威子府    9:58   名寄   10:58   全区間廃止 
 4332D   稚内   14:12   幌延   15:12   全区間廃止 
 4334D   幌延   15:50   名寄   18:24   音威子府始発に変更 
 ※全列車、現行ダイヤ
 ※4321Dは後続4323D(音威子府発)の時刻を繰り上げ(稚内8:01頃着)
 ※4326Dは先行4324D(幌延発)を稚内まで延長(稚内5:14頃発)

 <宗谷北線大幅見直し>

 宗谷本線は58本中8本を見直します。それほど本数を減らしているように見えませんが、減便の対象が名寄以北の「宗谷北線」に集中しており、宗谷北線では20本中8本が見直しの対象となります。

 減便の対象となる8本は全て列車番号が異なっていますが、下りの場合、4329Dは幌延から4333Dとなり、4337Dは名寄まで旭川発327Dとなって運転しています。

 また、上りの場合、4326Dは音威子府から4328Dとなり、4332Dは幌延から4334D、さらに名寄から旭川行き330Dとなっています。

 宗谷北線で実質的に直通運転となっている列車が、このようにあおりを受けて、減便の対象となっています。これは宗谷北線へ送り込む車両を減らす措置ではないでしょうか。

 <釧網本線>
 列車番号   始発   時刻   終着   時刻   見直し内容 
 4733D   川湯温泉   13:40   釧路   15:17   全区間廃止 
 4730D   釧路   11:46   川湯温泉   13:18   全区間廃止 
 4729D   網走   10:39   緑   11:59   全区間廃止 
 4731D   網走   13:25   知床斜里   14:12   全区間廃止 
 4743D   網走   19:48   緑   21:21   知床斜里以遠廃止 
 4732D   緑   12:07   網走   13:24   全区間廃止 
 4734D   知床斜里   15:20   網走   16:07   全区間廃止 
 4748D   緑   21:29   知床斜里   21:59   全区間廃止 
 ※全列車、現行ダイヤ

 <快速しれとこ存続>

 釧網本線の見直しは網走方面で6本、釧路方面で2本と明暗が分かれましたが、快速「しれとこ」1往復を含めた網走~釧路間の直通列車8本は存続します。

 一方で現行の特急「オホーツク1・6号」と接続する列車が減便の対象となっており、網走方面の利便性低下は避けられません。

 <石北本線>
 列車番号   始発   時刻   終着   時刻   見直し内容 
 4661D   留辺蘂   10:38   北見   11:03   全区間廃止 
 4663D   金華   13:05   網走   14:51   北見始発に変更 
 4656D   網走    8:37   留辺蘂   10:18   北見以遠廃止 
 4660D   北見   12:09   金華   12:47   全区間廃止 
 4623D   白滝    9:16   遠軽    9:54   全区間廃止 
 4625D   白滝   14:33   遠軽   15:10   全区間廃止 
 4675D   遠軽   17:45   生田原   18:07   全区間廃止 
 4620D   遠軽    8:23   白滝    9:08   全区間廃止 
 4624D   遠軽   13:28   白滝   14:16   全区間廃止 
 ※全列車、現行ダイヤ

 <駅廃止と減便が連動>

 来春のダイヤ改正では上白滝、旧白滝、下白滝の白滝シリーズ、金華が駅廃止の対象となっています。見直しの対象列車はこれらの駅がある上川~北見間に集中しており、駅廃止と減便が連動しています。

 上川~遠軽間は普通列車10本から6本となりますが、北見峠を越える4本は維持されます。しかし、峠越えの列車は以前から特別快速「きたみ」1往復と、車両送り込みをかねた2本のみで、将来的には上川~遠軽間の普通列車全廃も見え隠れします。

 石北本線には特急「オホーツク」4往復と臨時貨物列車1往復が設定され、札幌・旭川方面とのネットワークは維持されていますが、逆に考えると、これら列車も見直しの対象となった際は、石北本線の存廃問題が浮上する可能性もあります。



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Author:dieseltrain


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