函館方面にキハ261系気動車を投入

 2015.12.19

 JR北海道は来春のダイヤ改正で特急「スーパー北斗」を3往復増発し、函館方面にキハ261系気動車(1000番台)を投入します。

 キハ261系1000番台は特急「とかち」の老朽取替及び石勝線の所要時分短縮を図るため、2007年10月から特急「スーパーとかち」に投入した形式です。

 現在35両が営業運転を行っており、10月末には8両編成の増備車が札幌運転所に到着しました。増備車のうち、1300番台の一部が営業運転に投入されているほか、主に6両編成で試運転を行っています。

 デビューから一貫して「スーパーとかち」で使用されていますが、11年5月末には、札幌~新夕張間の特急「スーパーおおぞら」で代走し、営業運転で初となる丹頂ヘッドマークを披露したこともありました。

 帯広以東の営業運転は今日まで一度も行われておらず、ヘッドマークを用意していた釧路方面より先行して、函館方面にキハ261系が投入されることになります。

 函館方面の投入は以前から取りざたされており、例えば今夏、函館駅に試運転列車が乗り入れたケースや、来年度から実施されるキハ183系気動車の老朽取替など、シグナルは出ていました。

 <実際は1往復増>

 「スーパー北斗」を3往復増発し、札幌~函館間12往復といっても、13年11月の減速減便前は11往復ありました。現行の9往復では新幹線の輸送力に対応できず、新幹線開業に合わせた輸送力強化は必至でした。

 減速減便は暫定措置という見方は根強くあります。ですから最低でも減速減便前の水準に戻す必要がありました。そこからどの程度列車を増発するのかという部分が重要となっていました。

 現行から3往復の増発は、見た目は輸送力強化に映りますが、減速減便前の水準が「正常」と考えれば、実際は1往復の増発にとどまったという見方もできます。

 <振り子ではないスーパー北斗>

 「スーパー北斗」の愛称は1994年3月のデビューから一貫して、振り子気動車を使用する列車に付けられていますが、その考えは来春で失われます。

 現行のキハ261系は全車、車体傾斜装置を停止中です。今年度から投入した車両は、車体傾斜装置を搭載していないようです。そのキハ261系を使用する列車が「スーパー北斗」を名乗ってしまうのは、少々いかがなものでしょうか。

 改正後の「スーパー北斗」は、所要時分が3時間40分前後の列車が多く、もはやキハ183系時代と変わらない所要時分となっており、速達列車の面影はありません。

 キハ261系の塗装を変えるだけでなく、愛称の一新も必要ではないでしょうか。




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