JR最後の急行「はまなす」、最終運転日は来年3月20,21日

 2015.12.21

 JR北海道とJR東日本は、来年3月のダイヤ改正で廃止する特急「スーパー白鳥」「白鳥」、急行「はまなす」、臨時寝台特急「カシオペア」の最終運転日を公表しました。

 「スーパー白鳥」「白鳥」の最終運転日は上下ともに来年3月21日となります。上りは「スーパー白鳥98号」、下りは「スーパー白鳥27号」が最終列車です。

 「はまなす」の最終運転日は上り(札幌発基準)が来年3月20日、下り(青森発基準)が同3月21日となります。最終運転日は上下ともに全車指定席で運転します。なお、上り「はまなす」は10月1日から函館発と青森着の時刻を変更して運転していますが、この措置を来年3月20日まで継続します。

 「カシオペア」の最終運転日は上り(上野発基準)が来年3月19日、下り(札幌発基準)が同3月20日となります。これにより、上野~札幌間の直通運転は廃止となりますが、将来はJR東日本の「四季島」が登別まで乗り入れる計画があります。

 <JR最後の急行>

 JR最後の急行列車となっている「はまなす」の廃止時期が決まりました。「はまなす」は急行では最後の定期列車であり、唯一残った客車急行でもあります。

 「はまなす」は1988年3月の青函トンネル開業に合わせて運転をスタートしました。28年間の運転は決して短くはありませんが、青函トンネル開業で始まり、新幹線開業で終わるというのは偶然でしょうか。

 「はまなす」の廃止によって、早朝及び夜間時間帯の新幹線連絡が不可能になります。旅行の多様性が失われるだけでなく、東京~札幌間の利便性の低下は避けられません。

 改正後の早朝及び夜間時間帯の新幹線連絡は、都市間高速バスの夜行便が担うことになります。本来であれば、新幹線に接続する夜行列車の新設などのサポートが必要ですが、昼間時間帯の特急列車増発にとどまったことは残念です。

 来春の改正は札幌~東室蘭間でL特急「すずらん」1往復を増発します。これは「はまなす」廃止に伴う早朝及び深夜時間帯の利便性確保が狙いですが、「はまなす」の停車駅である伊達紋別(上りのみ)、長万部は取り残されてしまいます。

 また、室蘭本線は来春の改正で普通列車14本の減便が計画されており、そのうち半分が長万部~東室蘭間に集中しています。改正後の西胆振方面は利便性が大きく低下します。

 「すずらん」を1往復だけでもいいので気動車化し、西胆振方面の利便性確保を急ぐべきではないでしょうか。




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