2015年度年末年始、主要4線区7%減、函館方面は6%増

 2016.01.07

 JR北海道は2015年度年末年始の輸送実績を公表しました。主要4線区の都市間輸送実績は36万0600人となり、前年比で7%減少しました。

 期間中は12月27日に函館本線嵐山トンネルの出火事故、12月31日に函館本線張碓トンネルの設備点検、2日に函館本線で発生した軌道短絡などが発生し、函館本線を中心に運休列車が多く発生しました。

 <主要4線区の輸送実績>

 12月25日~1月5日 
 12日間 
 15年度実績   14年度実績   前年比 
 中小国~木古内 
(本州方面)
  63.9    66.5    4%減 
 東室蘭~苫小牧 
(函館方面)
 104.3    98.0    6%増 
 札幌~岩見沢 
(旭川方面)
 132.9   158.0   16%減 
 南千歳~トマム 
(釧路方面)
  59.5    63.3    6%減 
 
 4線区合計 
 
 360.6   385.7    7%減 
 ※単位:千人

 <過去の同期間輸送実績>

 12月25日~1月5日 
 12日間 
 15年度実績   09年度実績   08年度実績 
 中小国~木古内 
(本州方面)
  63.9    69.9    83.6 
 東室蘭~苫小牧 
(函館方面)
 104.3   107.9   118.7 
 札幌~岩見沢 
(旭川方面)
 132.9   156.0   168.4 
 南千歳~トマム 
(釧路方面)
  59.5    83.3    92.3 
 
 4線区合計 
 
 360.6   417.0   462.9 
 ※単位:千人
 ※JR北海道が公表している05年度以降の同期間輸送実績を比較

 <主要4線区の利用客数の推移>

 年末年始 
 直近5年 
 本州   函館   旭川   釧路 
 
 2011年度 
(9日間)
 
  58.8 
   6.5 
  85.9 
   9.5 
 121.1 
  13.5 
  59.2 
   6.6 
 
 2012年度 
(10日間)
 
  65.9 
   6.6 
  96.3 
   9.6 
 125.3 
  12.5 
  66.2 
   6.6 
 
 2013年度 
(10日間)
 
  67.3 
   6.7 
  83.1 
   8.3 
 128.8 
  12.9 
  54.0 
   5.4 
 
 2014年度 
(10日間)
 
  59.9 
   6.0 
  85.3 
   8.5 
 135.3 
  13.5 
  55.0 
   5.5 
 
 2015年度 
(12日間)
 
  63.9 
   5.3 
 104.3 
   8.7 
 132.9 
  11.1 
  59.5 
   5.0 
 ※単位:千人
 ※上段は利用客数、下段は1日平均利用客数

 <新千歳空港駅及び札幌駅利用人員の推移>

 年末年始 
 直近5年 
 新千歳   札幌 
 
 2011年度 
(9日間)
 
  248.4 
   27.6 
 - 
 
 2012年度 
(10日間)
 
  303.2 
   30.3 
 - 
 
 2013年度 
(10日間)
 
  326.3 
   32.6 
 - 
 
 2014年度 
(10日間)
 
  351.3 
   35.1 
 1438.5 
  143.9 
 
 2015年度 
(12日間)
 
  427.0 
   35.6 
 1906.3 
  158.9 
 ※単位:千人
 ※上段は利用人員、下段は1日平均利用人員

 <解説>

 近年の主要都市間列車の利用客数は、13年度の減速減便や高速道路網の拡大などが影響し、以前よりも落ち込んでいます。一方、札幌圏輸送は堅調で、新千歳空港駅の利用客も右肩上がりとなっており、札幌圏と地方都市の温度差が浮き彫りになっています。

 15年度年末年始の主要4線区は7%減となったものの、函館方面が6%増と健闘し、函館方面や道央圏の輸送は回復傾向にあるようです。

 一方、本州方面や釧路方面は苦戦が続いており、特に釧路方面は道東自動車道の影響が深刻化しています。

 本州方面は3月のダイヤ改正から新幹線輸送になりますが、新幹線利用客の獲得が急務となりそうです。また、釧路方面は高速バスやマイカーへの逸走が顕著で、輸送力の抜本的な見直しが避けられない状況となっています。



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Author:dieseltrain


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