「オホーツク」の見直しの決定打となるおそれ

 2016.05.23

 19日の函館本線旭川駅で、特急「オホーツク5号」(75D)に車両不具合が発生したため、旭川~網走間を部分運休、翌日の「オホーツク4号」(74D)が全区間運休となりました。「オホーツク」は今月5日にも車両不具合が発生しており、キハ183系気動車の老朽化が深刻化している可能性があります。

 JR北海道が4月に公表した資料を見ると、0番台の老朽化はブレーキ、屋根上機器、エンジン、床下機器と車両全体で進行しています。今月の2件の不具合は、19日はエンジンの停止、5日は発電機の不具合ということで、どちらも気動車には深刻な不具合です。

 19日の75Dは旭川で運転を取りやめましたが、その後、自走できなかったらしく、翌日、DL牽引(DE15)で苗穂運転所まで回送されたようです。75Dは4両編成で、車番は確認できませんでしたが、遠軽方からキハ183-1550、キハ182、キロハ182、キハ183-200となっており、1550には「反射板」が取り付けられていました。

 20日の74Dが運休となったため、折り返しとなる75Dは苗穂運転所から車両を用意しました。当時の75Dは遠軽方からキハ183-1553、キハ182-22、キロハ182-2、キハ183-214の4両編成で、所定の編成で代走しました。

 キハ183系の車両不足が深刻化する中、「オホーツク」ではキロ182-9の出番が多くなり、モノクラスで走ることも増えました。このような状況で、所定の編成を手配できたことが逆に珍しいことでした。

 今回、キハ183系がDL牽引で回送されましたが、これは車両不具合が深刻であることを示しています。自走できなかったのはおそらく編成のパワー不足が背景にあるのかもしれません。

 JRは来春のダイヤ改正をめどに都市間特急列車の見直しを行う予定がありますが、これに該当する列車として現在、「オホーツク」「サロベツ」の名前が取りざたされています。キハ183系の不具合頻発は、「オホーツク」の見直しの決定打となるおそれもあります。

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 推進運転で苗穂運転所に入線するキハ183系気動車
 2016.05.20

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 モノクラスで運転される74D
 2016.05.21 函館本線厚別駅



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