「カシオペア」、共用区間はEH800、道内はDF200で牽引

 2016.06.01

 今月4日からE26系「カシオペア」車両を使用した臨時列車が上野~札幌間で運行されます。6月4~7日、7月2~5日は「カシオペアクルーズ」、それ以外の毎週土日は「カシオペア紀行」として運行し、8月以降はJR東日本エリアの運行が中心となります。

 道内では今年3月のダイヤ改正で、夜行客車列車の全廃となったほか、青函用のED79形電気機関車、DD51形ディーゼル機関車が定期運用を終了しました。このため、今後道内で「カシオペア」を運行する際は、JR貨物の機関車を借りることになり、先月上旬から機関車の走行試験が実施されました。

 先月14~19日には、実際にE26系を連結して走行試験が実施されましたが、道内では共用区間がEH800形電気機関車、五稜郭~札幌間がDF200形ディーゼル機関車の牽引が想定されているようです。

 それにしても、貨物専用の機関車であるEH800は以前、旅客列車の牽引を想定していないという話がありました。しかし、今回の走行試験では特に問題が発生せず、E26系は以前と変わらずに共用区間を走行していました。

 また、DF200についても、やはり貨物専用の機関車として製作されましたが、JR九州のクルーズトレイン「ななつ星in九州」で旅客列車の運行実績があるほか、E26系の12両編成を牽引した走行試験中も、特に問題はありませんでした。長年、寝台特急列車の五稜郭~札幌間はDD51の重連運転となっていましたが、DF200は走行試験の際、単機でE26系を牽引しており、DF200のパワーを改めて印象付けました。

 考えてみれば、ED79やDD51は旅客、貨物を問わず牽引していましたが、これまでは、JR北海道に旅客列車を牽引する機関車が存在していたので、JR貨物の機関車を使用する機会がありませんでした。

 前例のないことを行うのは大変ですが、旅客列車の牽引が難しいとされていたEH800やDF200が旅客列車の実績を上げれば、道内を周遊するクルーズトレインの運行につながる可能性もあります。

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 走行試験中のDF200-111
 2016.05.09
 函館本線(千歳線)苗穂~白石間



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Author:dieseltrain


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