キハ54の他線区転用

 2016.06.09

 JR北海道旭川支社は今月10日から、留萌本線留萌~増毛間の記念入場券・記念きっぷを発売します。留萌~増毛間は2016年12月5日の廃止が予定されています。

 「留萌本線 留萌駅-増毛駅 硬券入場券セット」は1セット1700円。「留萌本線 普通乗車券(常備券)」は、留萌→増毛が360円、深川→増毛が1450円で、乗車券2種類を同時に購入すると専用台紙がプレゼントされます。

 記念入場券・記念きっぷの発売箇所は留萌駅と深川駅となっています。

 <キハ54の他線区転用>

 留萌本線留萌~増毛間の年内廃止が有力となっていますが、線区の一部廃止後、将来的には留萌本線の車両運用にも影響を与えそうです。

 現行の留萌本線はキハ54形気動車(キハ54-500番台)が主力ですが、留萌~増毛間の廃止後は線区のキハ54の運用が減る可能性があります。道内ではキハ40形気動車の老朽化が問題となっており、JR北海道は今年3月のダイヤ改正で、一般気動車を使用する道内79本の普通列車を見直しました。

 留萌~増毛間の廃止で留萌本線のキハ54の運用が減ると仮定した場合、余剰となったキハ54の一部を他線区に転用できれば、キハ40の老朽化問題が改善し、他線区の見直しにブレーキがかかる可能性もあります。しかし、キハ54も万全ではありません。キハ54は国鉄末期に集中投入されたことから、16年度中に全車が車齢30年となります。

 今改正の普通列車見直しは、キハ40の老朽化が理由でした。ところが、キハ54が主力となっている宗谷本線、釧網本線、根室本線(花咲線)などでも見直しが行われたため、一般気動車全体の老朽化が浮き彫りになりました。

 道内の一般気動車が大量に離脱する時代で、現行の運行本数や編成両数を維持することが難しくなってきました。利用客が少ない線区の見直しを行って、一般気動車の使用車両を減らし、捻出した車両を他線区に転用する方法は、新型一般気動車の投入が完了するまで続くという見方もできます。

 数年前からキハ40の一部でエンジンなどを取り替える延命工事が行われており、今後は廃車までに猶予があるキハ54とともに、新型一般気動車の新製を待つ状況となります。



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Author:dieseltrain


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