キハ261系の予備車増加、N183系「北斗」の老朽取替も現実味を帯びる

 2016.07.14

 先日、特急「スーパーとかち」でキハ261系気動車(1000番台)のST-1108やST-1208が連結されて走っているところを目撃し、調べてみたところ、2016年度の増備車で今夏、営業運転に投入されたようです。

 この編成を見かけた当初は、車体が「HET261」のカラーであったため、数字が似ている1106や1206の間違いではないかと思っていました。これまでキハ261系の新製は、主に先頭車ユニット、そして増結用の1300番台がセットで行われていましたが、今回は先頭車ユニットの増備にとどまったようです。

 今回の増備車は現行デザインで新製されましたが、2016年度以降に新製する車両は新塗装で投入されるため、ST-1108,1208は現行デザインの最終増備車となります。

 今回の増備車が営業運転に投入されたことで、キハ261系の編成は8本組成することが可能になります。現行の運用では「スーパーとかち」3本、「スーパー北斗」2本となっているので、1日3本の予備編成があります。キハ261系はメンテナンス体制が強化されるだけでなく、余剰の状態にある1300番台の活用にも大きく寄与する可能性があります。

 今夏のお盆シーズンは、特急「北斗」の臨時列車が2往復設定されますが、このうち84・91号ではグリーン車の連結が予定されています。臨時「北斗」は主にキハ283系気動車やリゾート気動車(ノースレインボー車両等)を使用しますが、キハ283系はモノクラスで運用しています。

 ところが今月3日の88・95号では、グリーン車を連結したキハ261系の5両編成が投入され、近年の臨時列車では大変珍しいグリーン車の運用が行われました。この背景にあるのは今年度のキハ261系の増備と、それに伴う予備編成の増加です。

 お盆シーズンにグリーン車を連結する臨時「北斗」の使用車両は現時点で判明していませんが、今月3日の運用にあったキハ261系の再登板という可能性もあります。

 予備編成が増加することは何かとメリットがありますが、現行の運用では大量の予備車が札幌運転所で眠ることになり、これでは逆に宝の持ち腐れになってしまいます。

 今年度、キハ183系500番台(N183系)が製造から30年を迎えます。近年増備されているキハ261系は、キハ183系0番台の老朽取替のためですが、今回の増備車を活用したN183系「北斗」の老朽取替も現実味を帯びてきました。

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 38D特急「スーパーとかち8号」に使用されるST-1208
 2016.07.13
 函館本線(千歳線)苗穂~札幌間



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