「旭山動物園号」、9月から合計11日間運転

 2016.07.25

 JR北海道は、特急「旭山動物園号」を2016年9月17日から10月10日までの土・日・祝日に運転します。運転日は9月17~19,22,24,25日、10月1,2,8~10日の合計11日間です。

 「旭山動物園号」は今年3月27日の運転以降、大型連休期間を含めて一度も運転されておらず、使用車両については編成を崩した上で、今春は主に函館方面の団体列車等に使用されていました。

 6月下旬、全車両が苗穂運転所に集結し、再度編成が組まれましたが、今月2日から特急「フラノラベンダーエクスプレス1・4号」の運用に入っており、この運用は31日までの予定となっています。

 <半年振り>

 「旭山動物園号」の運転は半年振りとなります。しかしながら、平日の運転が全く行われず、利用客が多く見込める9月と10月の連休が中心です。さらに11月以降の運転については特に説明がありません。

 キハ183系気動車を使用する「旭山動物園号」は、JR北海道が進めるキハ183系の老朽取替に含まれており、キハ183系0番台については17年度末までの全廃が決まっています。このため、「旭山動物園号」の老朽化は喫緊の課題となっていますが、残念ながら目立った動きが見られません。

 使用するキハ183-3,4は1981年製造、キハ182-46,47,48は1983年製造となっており、このうち今年で車齢35年となる先頭車の2両は老朽取替が急務となっています。

 くしくも来年は「旭山動物園号」のデビュー10周年となりますが、使用車両の老朽化とともに、列車の存廃問題が浮上する可能性もできました。

 道内では近年、JRの経営悪化を理由に観光列車の廃止、縮小が続いており、特に地方線区で影響が出ています。今秋から運転を再開する「旭山動物園号」にも、手放しで喜べない事情があります。

 この懸念を払拭するためには、まず、JR北海道が「旭山動物園号」を今後どうしていきたいのか、ということが重要ではないでしょうか。

 万が一にも大人気の「旭山動物園号」が廃止された場合、道内の観光にマイナスとなることは確かです。

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 今改正から一部時刻を変更した「旭山動物園号」、しかし、新ダイヤの運転はわずか2日間にとどまった
 2016.03.26
 函館本線苗穂~札幌間



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Author:dieseltrain


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