臨時駅や仮乗降場だった駅

 2016.10.07

 先日、JR北海道が来年3月のダイヤ改正で、無人駅10駅を廃止する方針を固めたとの報道がありました。駅の廃止は3月のダイヤ改正で行われており、実施された場合は相次ぐ見直しとなります。

 今回廃止される予定の駅には、ICカードが使用できる千歳線美々が含まれており、札幌近郊区間の駅でも廃止対象となることは衝撃的です。また、釧網本線五十石は2度目の廃止対象となります。このほか宗谷本線の8駅も廃止が検討されているようです。

 廃止対象となる駅は、国鉄時代に臨時駅や仮乗降場だった駅が目立っています。来春廃止予定の函館本線姫川、桂川、北豊津は臨時駅(信号場)。函館本線東山、根室本線稲士別は仮乗降場でした。また、3月に廃止された駅のうち、函館本線鷲ノ巣が臨時駅(信号場)。石北本線旧白滝が仮乗降場でした。

 道内では国鉄時代に仮乗降場が多く設置されており、とりわけ旭川鉄道管理局(現在のJR北海道旭川支社)管内に設置されていました。仮乗降場は1987年4月の国鉄改革で全て駅に昇格しましたが、国鉄時代から利用客がそれほど多くない駅が、見直しの対象となっている可能性もあります。

 JR北海道はひとまず、利用客が1日1人以下の駅を優先して見直すようですが、これは、道内の約1割に該当します。また、「極端にご利用の少ない駅」となっている1日10人以下の駅は、道内の約3割に該当します。

 3月に廃止された8駅のうち、7駅が1日1人以下となっていましたが、旧白滝は1日10人以下の駅であったにもかかわらず、同じ線区の上白滝、下白滝の「兄弟」とともに廃止されました。このため、現状で1日10人以下であっても安心はできません。来春廃止予定の10駅では、8駅が1日1人以下で、函館本線北豊津、蕨岱が1日10人以下となっています。

 来年3月のダイヤ改正まで半年を切りました。今年は北海道新幹線の開業で久しぶりに大規模なダイヤ改正となりましたが、来年はどうなるでしょうか。ダイヤ改正は毎回楽しみなのですが、近年は手放しで喜べない状況が続いています。



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Author:dieseltrain


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