臨時特急「北斗」124本増発

 2016.11.13

 JR北海道は、12月1日から2017年2月28日の90日間、年末年始期間や雪まつり期間を中心に臨時特急「北斗」を1日最大2往復運転します。

 利用客が多い12月23~25,29~31日、1月2~4,9,27~31日、2月1~12日は2往復運転になります。

 16年度冬の臨時列車は、当初、在来線、新幹線の合計282本が計画されていましたが、臨時「北斗」124本の増発によって、期間中の臨時列車は合計406本となります。

 これは15年度(316本)を90本上回りますが、過去5年で最低だった15年度に次いで、2番目に少ない運転本数となります。

 -新幹線の勢い-

 今回の函館方面の増発は、新幹線の勢いを道央圏まで波及させることが狙いにあるようです。

 新幹線は今年3月の開業から半年間で約143万5000人が利用し、1日平均で約7800人、前年同期比77%増の大盛況でした。JR北海道は開業前に1日5000人程度の利用客を見込んでいました。

 今後は利用客が多い年末年始期間や雪まつり期間などがあり、このペースを維持した場合、年間利用客300万人も夢ではありません。これは1988年前後にあった青函トンネルブームに匹敵する数字です。

 しかしながら、新幹線の勢いは函館圏に限定されているのが実情です。新幹線開業後の多客期の輸送実績を見ても、都市間特急列車の利用には結びついていないようです。

 青函ブームは開業から半年でピークとなっており、当時と似た状況にある新幹線も正念場を迎えています。新幹線の勢いがブームに終われば、在来線への影響は少なくありません。

 今冬期の運転本数406本のうち、約6割が新幹線に関係した線区となっています。JR北海道の新幹線に対する期待の高さがうかがえます。



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Author:dieseltrain


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