釧路方面の不振

 2017.02.18

 13日、JR北海道の雪まつり期間輸送実績が公表され、主要3線区の合計は16万6400人、前年比3%減となりました。

 線区別では、函館方面が前年比横ばい、旭川方面が同4%減、釧路方面が同9%減でした。一方、札幌駅は同7%増、新千歳空港駅は同9%増と好調で、10日にはそれぞれ過去最高の乗降人員を記録しました。

 -釧路方面の不振-

 今期の主要3線区は前年を下回りましたが、とりわけ釧路方面の不振が目立ちます。釧路方面は2014年度に雪まつり期間中の利用客が3万人割れとなり、1日平均で特定地方交通線の水準となる1日4000人に迫っていました。

 そして今期、ついに1日平均の利用客が4000人を下回りました。これは16年度年末年始期間に続いて、1日4000人を下回る結果となりました。

 厳しい状況が続く釧路方面では、来月4日のダイヤ改正で「スーパーおおぞら」の車内販売が全廃されるほか、函館方面の「スーパー北斗」「北斗」の一部も車内販売を取りやめます。また、道内の全ての特急列車で、自動販売機の設置を取りやめるため、長距離列車には厳しい見直しとなります。

 特急列車のサービスの低下が、主要都市間の利用客離れにつながらないか気になるところです。

 -駅からインバウンドが消えた-

 今期、札幌駅と新千歳空港駅の乗降人員が過去最高を記録しました。そのけん引役はアジア圏を中心としたインバウンドであったことは間違いありません。

 期間中、たびたび札幌駅を利用しましたが、駅構内には大勢のインバウンドがいて、どなたもスーツケースや家電量販店の袋を大量に引っさげていました。

 また、新千歳空港駅の乗降人員は増加の一途をたどっており、今期も空港連絡の「エアポート」が時間帯を問わず混雑し、車内がにぎやかとなっていました。

 しかし、雪まつり期間が過ぎると一転して、札幌中心部や札幌駅にあふれかえっていたインバウンドの姿は消え、時折、小規模の団体があるほかは、インバウンドの姿はまばらに見えました。

 道内では19~26日の8日間、札幌と帯広で冬季アジア大会が開催されますが、試合観戦の際にはぜひ、「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」に乗っていただきたいと思います。



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