「サロベツ」の札幌直通運転が終了

 2017.03.06

 3日、札幌を発着する「サロベツ」の最終運転日となり、札幌駅には別れを惜しむファンが駆けつけました。

 当日の稚内行き下り「サロベツ」は、稚内方からキハ183-1503、キハ182-502、キハ183-219の3両編成で、昨年3月改正以降に所定となった編成でした。

 キハ183-219は車体側面の一部塗装がはがれており、最終運転日だから特別にきれいな編成というわけでもなく、普段と変わらない「サロベツ」の姿がありました。

 下り「サロベツ」は多くのファンに見送られながら、定時に札幌を出発しました。

 この日、上り「サロベツ」の札幌到着をもって、「サロベツ」の札幌直通運転が終了し、翌日の改正から宗谷本線に活躍の場を移しました。

 宗谷本線のキハ183系気動車運用は、2000年3月改正から17年で消滅し、これはキハ183系を投入した線区で最も短い期間でした。

 -ヘッドマークの波紋広がる-

 キハ183系の老朽化のため、「サロベツ」は今改正から宗谷本線用のキハ261系気動車を投入し、1992年7月のデビュー以来初めてグリーン車を連結しました。複数列車の設定も初めてです。

 札幌直通運転が残った「宗谷」に代わって、「サロベツ」は宗谷本線の中心になる列車となりました。ところが、「宗谷」「サロベツ」のヘッドマークについて、ファンの間で波紋が広がっています。

 改正前の「スーパー宗谷」「サロベツ」はそれぞれ独自のヘッドマークがありましたが、改正後の「宗谷」「サロベツ」は、宗谷地方の地図をデザインしたヘッドマークを採用しました。このデザインは「スーパー宗谷」からの流用との見方があるようです。

 これまで多くの列車を見てきましたが、愛称がないヘッドマークは例がないと思います。ファンからは「手抜き」という意見がありますが、これには同意せざるを得ません。

 近年、方向幕やヘッドマークのLED化が主流となっており、今改正にあわせて、「ライラック」用の789系電車のヘッドマークがLED化されたほか、キハ261系1000番台の一部もヘッドマークのLED化が進められました。

 なぜこのような状況にもかかわらず、宗谷本線用のキハ261系気動車にもLEDが導入されないのでしょうか。ヘッドマークをLEDに交換すれば、「宗谷」「サロベツ」のヘッドマークを掲出することも可能です。

 今改正では稚内方面とともに網走方面の「オホーツク」の一部が「大雪」となりました。「大雪」についてはキハ183系で残りましたが、ヘッドマークは急行時代のデザインを採用し、ファンから高い評価を得ています。

 宗谷本線用キハ261系は車齢を考えると、あと10年程度は使用できる車両です。デザインを作り直すことが難しいのであれば、「宗谷」「サロベツ」も急行時代のデザインがあります。



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Author:dieseltrain


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