空港連絡の輸送力増強

 2017.05.04

 大型連休、各地で賑わいを見せています。3日から連休後半となり、道内でもJRや航空機が混雑し、高速道路も一部区間で大渋滞となっています。

 近年、新千歳空港連絡の「エアポート」の混雑が問題となっています。これはインバウンドの増加などで、新千歳空港の利用が大幅に伸びていることが背景にあります。

 JR北海道は「エアポート」の混雑対策として、2014年度から733系電車を投入していますが、千歳線の輸送力不足が取りざたされています。

 -エアポート増発-

 新千歳空港駅の年間利用人員は15年度に1065万人を記録し、10年度から約30%の増加となっています。

 また、15年度の駅別乗車人員は札幌、手稲に続いて新千歳空港が3位となっており、上位10傑のうち桑園を除く9駅が「エアポート」の停車駅です。この状況が「エアポート」の混雑に現れています。

 JR北海道は17年度事業計画で、「快速エアポートの輸送力増強に向けた検討を進める」と表明しました。

 昨秋の報道で、「エアポート」の増発の検討が明らかになっており、1992年7月から続く毎時15分間隔の運行体系が変化する可能性があります。

 一方で増発には千歳線(南千歳~新千歳空港)のボトルネックや、札幌貨物ターミナル駅との平面交差など課題も多く、増発に伴う総事業費が100億円規模という試算があります。

 -721系の更新-

 JR北海道初の通勤電車、721系電車は来年で投入から30年となります。721系は19年度以降に一部老朽取替が計画されており、車齢30年以上となる初期車が引退する見通しです。

 「エアポート」の721系は、1992年以降に投入された車両が中心となっており、老朽取替は初期車の引退後になると思われますが、721系の運用時に混雑が激しくなっているため、「エアポート」の721系については、更新を急ぐ可能性もあります。

 JR北海道は17年度に733系の新製を計画しています。これは札幌圏輸送用なのか、「エアポート」の輸送力増強用なのか分かりませんが、後者に関係した設備投資であれば、将来的な「エアポート」の増発が現実味を帯びてきます。



広告


広告

お知らせ

いつもごらんいただきまして、ありがとうございます。

このほど、60万アクセスを達成しました。

今後も当ブログをよろしくお願いします。

広告

プロフィール

Author:dieseltrain


-

-