2016年度の道内輸送密度

 2017.05.12

 JR北海道は2016年度の輸送密度を公表しました。昨年8月、道東方面を中心に台風の影響を受けたため、16年度輸送密度は9~12月を除いた期間の数値と全期間の数値が公表されました。

 道内の輸送密度ベスト1は小樽~札幌間(函館本線)の46417人で、ベスト2は白石~苫小牧間(千歳線、室蘭本線)、ベスト3は札幌~岩見沢間(函館本線)でした。

 輸送密度10000人以上の線区は全て札幌圏となっており、札幌一極集中があらためて浮き彫りになりました。また、輸送密度8000人以上の場合は岩見沢~旭川間(函館本線)が追加され、「幹線」クラスの線区は札幌圏および旭川方面となります。

 一方、道内の輸送密度ワースト1は北海道医療大学~新十津川間(札沼線)の64人で、ワースト2は新夕張~夕張間(石勝線夕張支線)の80人、ワースト3は昨年12月に廃止された留萌~増毛間(留萌本線)の134人でした。

 JR北海道会社線の全線区平均は5323人で、15年度比で4.5%増加しました。これは北海道新幹線の開業効果や好調の札幌圏輸送、留萌本線の「お別れ乗車」などが背景にあります。

 -大減便の影響-

 昨年3月のダイヤ改正では、地方線区を中心に79本の普通列車が見直されました。夕張支線は約45%の減便となったほか、浦臼~新十津川間(札沼線)は1日3往復から1往復に減便されるなど、地方線区では厳しい改正となりました。

 昨年、見直しとなった線区のうち、15年度比で上回ったのは釧路~根室間(根室本線・花咲線)、函館~長万部間(函館本線)、長万部~東室蘭間(室蘭本線)の3線区しかなく、函館本線と室蘭本線は、北海道新幹線の波及効果がありました。

 一方、他の線区は全て15年度比を下回っており、夕張支線は全線区で最多の約3割減となりました。また、特急列車走行線区の上川~網走間(石北本線)が1000人割れとなり、15年度に500人未満から脱却した釧網本線は、再び500人割れとなりました。

 16年度の輸送密度は、地方線区を中心に普通列車大減便の影響が強くあらわれた形です。



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