動画の公開は警鐘になる

 2017.08.01

 先月30日の夕方、千歳線北広島~島松間で踏切支障が発生し、札幌圏のダイヤが大幅に乱れました。踏切支障があったのは、北広島駅から約1.5km南にある音江別高台線踏切(23K255M)です。

 JR北海道のプレスリリースによると、重機を積んだトラックが架線と接触し、架線を損傷させました。そのとき、重機の上部やトラックの下部からスパークが発生しており、交流20,000Vの恐ろしさが分かります。

 当時の状況については、NHKなどの報道でも明らかになりましたが、JR北海道は追加で2分間の動画を一般公開しました。JR北海道が踏切事故の状況を動画で公開するのは異例です。

 動画を見ると、トラックは道路交通法の高さ制限3.8mを超えて走行しており、高さ4.5mの架線防護柵に接触しました。このとき、トラックが後退していれば、千歳線が止まることはありませんでした。ところが、トラックは架線防護柵を越えて盲進しました。

 完全にトラック側に過失があり、電車を長時間止めたり、鉄道施設を損傷させた責任は重いものです。

 架線防護柵の盲進は論外ですが、警報機が鳴ってから踏切内に侵入したり、遮断棒の折損や破壊など、踏切に関するトラブルは少なくありません。

 筆者は踏切支障の状況を調べるため、早速、現場に行ってみましたが、そのとき、思いがけない光景を見ました。それは、牧草ロールを高く積み上げたトラックが当踏切を通過していたのです。

 その高さは架線防護柵に今にも接触するかしないか。トラックは「無事」通過しましたが、筆者はその一部始終を見て、これではいけないと思いました。

 踏切支障があった矢先に、またも高さ制限3.8mに近い車両が当踏切を通過する。動画の公開は、他のドライバーに対する警鐘になると思います。



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