721系電車で車両トラブル

 2017.08.08

 7日の朝、函館本線厚別~森林公園間を走行中の普通列車(721系電車、3両編成)で車両トラブルが発生し、乗客が避難する事態となりました。

 車両不具合は3号車(クモハ721-3015)にある配電盤から煙が発生。その状況を乗客が車掌に知らせて、列車は厚別~森林公園間の途中の西通り踏切手前で緊急停止し、乗客が車外に避難しました。現在、JR北海道が調査を行っています。

 JR北海道で同様のトラブルは、2013年7月15日に千歳線で「スーパーおおぞら3号」(キハ283系気動車、8両編成)の3号車の配電盤から煙が発生する事象がありました。

 このトラブルは3号車(キロ282-2)の配電盤内の部品取り付けに問題があったことが原因でした。

 当時、JR北海道は特急気動車のトラブルが頻発しており、13年7月6日に発生した「北斗14号」のトラブルや、「スーパーおおぞら3号」のトラブルは、在来線の減速運転や列車の安全対策強化の決め手になりました。

 721系のトラブルの原因は調査中ですが、JR北海道のプレスリリースによると、クモハ721-3015は今年5月で車齢28年、全般検査を4年前、要部検査をトラブルの3日前に行っていました。

 要部検査は車両の重要な装置を取り外して行う検査です。3日前の検査で問題がなかったのに、なぜ今回トラブルが発生したのか。この点はしっかりとした原因究明が必要ではないでしょうか。

 721系は道内初の3ドア通勤型車両として1988年から投入され、発足当初の車両が来年で車齢30年を迎えます。空港連絡の「エアポート」では、新型の733系電車の取替が進んでいますが、札幌圏輸送では現在も主力車両となっています。

 今回のトラブルが経年によるものか分かりませんが、国鉄型車両の淘汰だけでなく、JR発足当初に投入した721系についても、車両更新の必要性が出てきたことは間違いありません。

 JR北海道は今回のトラブルを受けて、同様の機器を使用する車両(721系114両、785系電車10両)の一斉点検を実施し、このうち118両で異常がないことを確認しました。

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 厚別方に見える車両は、救援車両の733系電車(3両編成)
 函館本線西通り踏切
 2017.08.07



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