過去10年の年末年始輸送実績

 2018.01.10

 5日、JR北海道の年末年始輸送実績が公表されました。2017年12月28日から18年1月4日の8日間、都市間輸送実績は主要4線区合計で25万5600人(前年比横ばい)でした。

 線区別では新幹線が5万3300人(前年比4%減)、函館方面が7万900人(同5%減)、旭川方面が9万1800人(同5%減)、釧路方面が3万9500人(同31%増)となりました。

 釧路方面の利用が伸びたのは、台風被害の影響で16年度の利用が少なかったことの反動だったようです。また、札幌駅の乗降人員は122万3100人(前年比2%減)、新千歳空港駅の乗降人員は31万2500人(同1%増)でした。

 -過去10年の年末年始輸送実績-

 開業2年目の新幹線は、多客期が軒並み前年を下回っています。大型連休が前年比14%減、お盆が同16%減、年末年始が同4%減となっており、開業効果も薄れてきたように見えます。

 新幹線は在来線時代からどのように変わったのか。あらためて過去の年末年始輸送実績を調べてみると、意外なことがわかりました。それは過去10年、本州方面の1日平均がおおむね6000人台で推移していたことです。

 例えば17年度は1日平均6700人の利用がありましたが、過去10年(07~16年度)を調べると、開業初年度の16年度も同じ水準でした。当時は開業効果も大したものだと思いましたが、さらに時代をさかのぼると、08年度の同7500人が最大で、大震災発生後初の年末年始となった11年度は同6600人でした。

 07~16年度の平均値は1日6500人でしたが、新幹線開業前の過去10年、06~15年度の平均値は1日6400人となっていました。開業後は2年連続で300人上回っていますが、08年度の水準以下でした。

 さらに17年度と同期間で調査した年度についても調べましたが、直近5年で同期間の調査がなく、該当したのは11年前の06年度でした。

 06年度は主要4線区合計で31万人(前年比1%減)、このうち本州方面が5万500人(同3%増)でした。主要3線区については、函館方面が7万9300人(同1%増)、旭川方面が11万4300人(同3%減)、釧路方面が6万5800人(同5%減)となっていました。

 本州方面は06年度比で微増ですが、一方で函館方面が約1割減、旭川方面が約2割減、釧路方面が約4割減でした。また、主要3線区は過去10年の1日平均値も下回っていました。

 本州方面の年末年始は09年度以降、おおむね1日平均6500人前後で推移しており、新幹線開業後もその傾向が変わっていませんでした。

 -輸送実績の2006年度との比較-

      本年 2006年度 増減
 本州方面 53.3千人 50.5千人 2800人増
 函館方面 70.9千人 79.3千人 8400人減
 旭川方面 91.8千人 114.3千人 22500人減
 釧路方面 39.5千人 65.8千人 26300人減

 -過去10年の1日平均値-

      本年平均 過去10年平均 増減
 本州方面 6.7千人 6.5千人 200人増
 函館方面 8.9千人 9.3千人 400人減
 旭川方面 11.5千人 13.0千人 1500人減
 釧路方面 4.9千人 6.3千人 1400人減

 本年の旭川方面、釧路方面は過去10年比でワースト2の平均値



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