「北斗」の増発が決まりました

 2018.01.22

 JR北海道が3月1日から運転する春の臨時列車で、「北斗」の増発が決まりました。今年3月のダイヤ改正で、函館方面がすべて「スーパー北斗」になるため、「北斗」の愛称が消滅する可能性がありました。

 「北斗」が存続するということは、使用車両についても現行車両となる可能性があります。焦点は改正後に定期運用がなくなるNN183系です。昨年のN183系のように、NN183系を函館方面の予備車として運用するのでしょうか。NN183系の動向がますます注目されます。

 一方で「北斗」の運転本数は前年の34本から4本減の30本となります。前年は大型連休に1日最大2往復の増発がありましたが、今季は同期間に1日最大3本(1.5往復)の増発となります。運転本数の詳細は上り10本、下り20本で、本州方面から道内に向かう「往路」が重視されています。

 また、6月21~30日の新幹線の増発にあわせて、同期間で91号が増発されますが、上りの増発がありません。このような片道運転が少しずつ目立ってきました。来月9~22日の洞爺発85号にもいえることですが、新幹線よりも道央圏、札幌が中心となっているように見えます。

 今季の運転本数は合計360本、前年から42本増となります。「流氷物語号」の期間延長、「旭山動物園号」のラストラン、新幹線関係で6月下旬の増発が背景にあるようです。しかし全体を見れば、定番のラベンダー観光、湿原観光となっており、費用対効果を考えているのでしょう。

 また、今季の運転本数については、過去10年比でワースト2となっており、ワースト1は前年(17年)の318本でした。以前は1日900~1000本程度の運転本数となっていましたが、本州方面の寝台特急列車の廃止、SL列車の運転取りやめなどを背景に、15年から急速に減少し、現在は以前の半分以下となっています。

 -過去10年の運転本数-

       運転本数 前年比
 2008年 1118本 138本増
 2009年  913本 205本減 「まりも」「夜行オホーツク」の廃止
 2010年  906本   7本減
 2011年  963本  57本増
 2012年 1021本  58本増

 2013年  890本 131本減 一部列車の見直し
 2014年  895本   5本増
 2015年  490本 405本減 寝台特急列車やSL列車の見直し
 2016年  532本  42本増
 2017年  318本 214本減 新幹線に関係する列車の見直し

 2018年  360本  42本増 計画



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Author:dieseltrain


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