キロハ182継続使用の意味

 2018.03.04

 3月17日のダイヤ改正で、キハ183系気動車(0番台)の定期運用が終了する予定です。ところが、改正後の「オホーツク」「大雪」において、合造車(キロハ182)が継続使用されるようです。北海道時刻表の3月改正号で明らかになりました。

 JR北海道は3月改正以降、「老朽・劣化の進む183系0代残り14両を順次廃車」する計画です。

 廃車する14両を調べたところ、キハ183-200番台(3両)、キハ182(5両)、キロ182-9、キロハ182(5両)の合計14両となっているようです。「旭山動物園号」の5両編成については、この14両に含まれていないようです。「旭山動物園号」は今月25日、ラストランを迎えます。

 JR北海道は安全投資と修繕の5か年計画において、2016,17年度の2か年でキハ183系0番台(34両)の老朽取替およびキハ261系気動車の新製を完了すると明記していました。

 キハ183系0番台は従来、17,18年度の2か年で全廃する計画となっていましたが、安全対策の強化が必要となったことから、この計画より1年早めたいきさつがあります。

 従来計画であれば、3月改正以降もキハ183系0番台を運用することは間違っていません。しかし安全投資と修繕の5か年計画は、国の事業改善命令や監督命令に基いており、その計画を変えることは難しいはずです。

 さらにキハ183系0番台全廃の前提となるキハ261系の新製は計画どおり行われており、3月改正で現行の「北斗」3往復が「スーパー北斗」3往復に取り替えられます。

 5か年計画のロードマップにおいて、キハ183系0番台の老朽取替と、キハ261系の新製は「セット」であるため、キハ183系0番台の全廃は時間の問題です。

 改正後の「オホーツク」「大雪」の編成は、あくまでも暫定的であると思います。「オホーツク」「大雪」はキハ183系の運用が前提にあるので、キハ183系0番台の全廃後は、N183系およびNN183系に頼らざるを得ません。

 「オホーツク」「大雪」は昨年12月ごろから、「北斗」用N183系の一部車両を使用するようになりましたが、キハ183系0番台の代替にはグリーン車が不足しています。このため3月改正で余剰となる「北斗」用NN183系の動向は、ますます目が離せないようです。

 JR北海道がキハ183系0番台を「順次廃車」としているのは、「北斗」用のN183系やNN183系の準備が整えば、キハ183系0番台の廃車を開始するという意味ではないでしょうか。

 改正後の編成については、多様な意見や情報が錯綜しており、改正まで何もわからないようです。



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Author:dieseltrain


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