富良野線に臨時列車新設

 2018.05.01

 JR北海道はラベンダーシーズンにあわせて、富良野方面で観光列車を運転します。

 今年で運転開始20周年となる「富良野・美瑛ノロッコ号」(旭川~富良野、富良野~美瑛)は、6月9~17日の土・日、6月23日~8月19日毎日、8月25日~9月24日の土・日・祝の運転です。

 1日3往復運転されますが、ピークを迎える7月に「ノロッコ1・2号」の時間帯が大変混み合うそうです。このため、今年は「ノロッコ1・2号」に続行する「快速ふらの・びえい号」(旭川~富良野)が新設されることになりました。

 「ふらの・びえい号」は6月30日~8月12日の毎日運転されます。「ノロッコ2号」は美瑛行きとなりますが、続行する上り列車は、旭川行きとなっているので、旭川方面の移動が便利になります。使用車両は「オホーツク」「大雪」で活躍するキハ183系気動車となるようです。

 -フラノラベンダーエクスプレス-

 根室本線芦別経由で札幌と富良野を直通運転。所要時分約2時間の「フラノラベンダーエクスプレス」は、3・4号が6月9~17日の土・日、6月23日~8月19日の毎日、8月25日~9月24日の土・日・祝に運転されます。

 また、6月30日~8月5日には毎日運転の1・2号が増発され、この期間は最大2往復の運転となります。使用車両はノースレインボー車両となっており、増発時にクリスタル車両の投入があるのか注目です。

 -特急気動車の普通列車運用-

 富良野線に投入される「快速ふらの・びえい号」は、使用車両のイメージがキハ183系となっていました。特急気動車の普通列車運用は、これまでいくつかの例があります。

 近年は運転されていませんが、「快速ヘルシーウォーキング号」にキハ183系の運用があったほか、「快速ミッドナイト」の末期にもキハ183系の運用がありました。

 「ふらの・びえい号」の所要時分は、下りが1時間31分、上りが1時間52分となっています。これは「ノロッコ号」と同等かそれ以上に遅いダイヤです。富良野線のダイヤを調べたところ、複数の駅で列車待ち合わせがあるようです。しかも続行するダイヤなので、追い越すわけにも行きません。

 キハ183系の性能を考えれば、少し物足りないようにも見えますが、観光列車を補佐する車両としては適任です。

 -観光需要の喚起-

 道内では地方線区の活性化対策として、観光列車の創出が注目されています。2017年度に道が主体となって宗谷本線、石北本線、釧網本線などで観光列車が3回設定されましたが、いずれも大好評であったようです。

 JR北海道は17年度事業計画で、「富良野・オホーツク方面への臨時列車の設定などによる観光需要の喚起」を明記していました。「ふらの・びえい号」がこれに該当するのかわかりませんが、富良野方面の臨時列車新設は実際に行われます。

 最近、宗谷本線および石北本線の抜本的な見直しが取りざたされています。これまでは区切った見直しとなっていましたが、今度は見直しの対象が線区全体に拡大する可能性があります。

 縮小の一途になんとか歯止めをかけたい。稚内方面、オホーツク(網走)方面の臨時列車新設が望まれています。



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Author:dieseltrain


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