2018年度大型連休期間の輸送実績

 2018.05.12

 JR北海道は大型連休期間(2018年度)の輸送実績を公表しました。都市間輸送実績は、主要4線区合計で25万8600人、前年比2%減となりました。

 線区別では、新幹線が7万8400人(前年比9%減)、函館方面が7万1200人(同2%増)、旭川方面が8万200人(同2%減)、釧路方面が2万8900人(同4%増)となっています。

 今年は在来線3線区が前年比1%増で活躍しました。特に釧路方面は、18年3月ダイヤ改正で「スーパーおおぞら」「スーパーとかち」が編成両数を見直したにもかかわらず、前年を上回りました。一方で新幹線は振るいませんでした。

 大型連休期間の新幹線は、開業1年目(16年度)に前年比93%増と勢いがありましたが、2年目(17年度)は同14%減で、前年を下回りました。そして、3年目(18年度)は同9%減となり、結果的に開業から約2割の利用客を失いました。

 新幹線は開業1年目に54億円の赤字となり、2年目は前年度から倍増の103億円の赤字となったようです。利用客が前年比約2割減となったうえ、青函トンネルの修繕費用が増加したことが要因です。今後も利用客が減るようであれば、赤字が増え続けるおそれもあります。

 在来線時代末期の年間利用客は、おおむね140~150万人でした。新幹線は16年度が約229万人、17年度が約182万人なので、在来線時代を上回っていますが、その差が縮まってきました。

 新幹線の減少に対し、新幹線連絡の函館方面がつられていないのは、大変興味深いです。開業1年目も利用が多い時期に新幹線が大幅増となる一方、函館方面は大きな増加につながっていませんでした。

 今年2月に洞爺発札幌行きの臨時「北斗85号」が設定され、札幌方面の利便性を優先させる動きもあります。函館方面の増発も、利用が多い時期に限定されるようになりました。

 夏季は利用が多い時期が増えます。お盆期間の主要4線区の活躍に期待しましょう。



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Author:dieseltrain


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