「スーパーおおぞら」運行正常化の問題

 2013.08.29

 今月22日の一部報道で、26日から札幌~釧路間の特急列車を正常化するとありましたが、23日のJR北海道のプレスリリースにて、札幌~釧路間の特急の運休は継続すると発表し、一部報道にあった26日からの運行正常化は行われないことになりました。

 23日のJRの発表は疑問符の付くものでした。先月31日、特急の運休は8月30日まで継続すると発表しました。JRは独自の判断で運行正常化の前倒しを検討しましたが、「第三者機関による評価もいただく」として、正常化は白紙となりました。

 これは、国土交通省が26日からの運行再開に難色を示したためでした。今月9日、北海道運輸局に報告した際、運行再開は9月上旬としていました。その後、今月中旬にグリーン車(キロ282-2号)以外の車両を試運転した結果、問題がないことから、運行再開の時期を前倒しすることで調整していました。

 <10月末まで延長>

 JRは28日、現在運休中の特急列車14本について、10月31日まで継続すると発表しました。JRは26日からの正常化を検討したものの、国土交通省が難色を示したため、運行再開は第三者機関による評価を待つことになります。

 運行再開が不透明なのは、キハ183系「北斗」「サロベツ」です。現在、運輸安全委員会が調査を行っています。今後の予定として、スライジングブロックの破損原因、エンジンが焼損した過程などの調査が行われます。

 トラブルの原因が判明するまで、「北斗」「サロベツ」の正常化は見通しが立たない状況です。

 <これまでの状況>

 7月15日
 千歳線西の里信号場で特急「スーパーおおぞら3号」の配電盤から出火。当該編成(キハ283系気動車)は使用中止
 7月15~17日
 「スーパーおおぞら」の一部で、キハ183系気動車による代走が行われる
 7月16日
 車両繰りが付かないため、17日の「スーパーおおぞら11号」、18日の「スーパーおおぞら4号」の運休を決定
 7月18日
 キハ283系の調査・修繕に時間を要するため、31日まで「スーパーおおぞら4・5・10・11号」の運休を決定
 7月31日
 「スーパーおおぞら」4本の運休を9月30日まで継続することを決定

 8月1日
 「スーパーおおぞら11号」の運休を9号に変更
 8月9日
 「スーパーおおぞら」の出火原因が判明。北海道運輸局に報告。同列車の9月上旬の運行再開の考えを示す。その後、8月26日からの運行再開で調整に入る
 8月21日
 釧路市などに「スーパーおおぞら」4本について26日からの運行再開を伝える 
 8月22日
 札幌~釧路間の運行正常化が報道される
 8月23日
 「スーパーおおぞら」4本の運休継続を発表
 8月28日
 特急列車14本の運休を10月末まで継続することを発表




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