行先幕、愛称幕が紛失

 2018.06.22

 JR北海道は21日、異種の行先幕が取り付けられていた事象を公表しました。

 今月13日と15日、キハ183系気動車の側面行先幕が動かない不具合が発生。車両点検の結果、2両の側面行先幕3本で、正規と異なる行先幕が取り付けられていました。

 当該車両は13日がキロハ182(1本)、15日がキロ182-500番台(2本)のもようです。

 JR北海道はさらに、苗穂運転所のキハ183系の一斉点検を実施。その結果、先頭車の正面愛称幕1本が取り外され、白幕が取り付けられていました。当該車両はキハ183-406のもようです。

 21日の各社報道によると、方向幕の取り外しは専用の鍵が必要ですが、22日の地元ブロック紙朝刊によると、全車共通の鍵となっており、乗務員に貸与されています。

 被害を受けた車両は、「オホーツク」「大雪」に使用するキハ183系です。キロハ182は今月30日をもって引退。キロ182-500番台は、7月1日の運用開始前ですが、暫定的に運用されているようです。

 キハ183-406については、数が少なくなった「とかち色」の車両で大変人気があります。

 7月1日から「オホーツク」「大雪」の編成が見直しになるので、時期を考えるとキロハ182の引退前を狙ったのでしょうか。キハ183-406は中間車として運用されることが多く、愛称幕が紛失してもわからないと考えたのでしょうか。このような事象はきわめて残念です。

 鉄道関連の廃止、引退の際に、備品などが盗難にあう事象は少なくありません。また、道内の特急気動車の行先幕や愛称幕は、LEDに変わってきています。このため行先幕や愛称幕自体が貴重となってきました。



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Author:dieseltrain


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