キハ40の老朽取替先送り

 2018.10.10

 8日の夕方、苗穂運転所の車庫にH100形電気式気動車の姿がありました。H100は今年2月、量産先行車2両(H100-1,2)が落成し、2019年3月まで走行試験が行われています。

 H100の量産車は19年度以降に製作される計画ですが、投入される車両の規模など明らかになっていません。JR北海道は15年6月、新型一般気動車製作の発表時、キハ40形気動車の保有数140両(当時)よりは下回る見込みと説明しました。

 今年8月、道新が「JR、車両更新見送り」「一般気動車 資金確保見通せず」と報じました。JR北海道は19年度以降、数年かけて70両ほどの更新を計画していましたが、国から更新費用の支援が認められず、更新を当面見送る方針を固めたようです。

 この報道から1か月後、道内で台風と地震が相次いで発生しました。JR北海道の経営に打撃となっており、一般気動車の老朽取替が厳しくなっています。

 JR北海道は、一般気動車の保有数(205両)のうち、約8割(164両)が車齢30年以上となっています。全車、国鉄時代の車両です。このため、メンテナンスに苦慮しているそうです。

 国鉄時代の車両でも、キハ40の多くが更新工事(1700番台)を行って、運用年数を延長しています。それでも全車、車齢35年以上となっており、最年長は車齢38年です。キハ40全体の最年長は車齢41年です。

 また、若いように見えるキハ54形気動車は車齢31年、50系客車がベースのキハ143形気動車は車齢35~37年です。

 H100の量産車投入が遅れると、老朽取替の車両が増えるおそれがあります。地方線区は経費をかけず、キハ40とキハ54で運用してきましたが、これ以上の先送りは、線区の存廃にもつながりかねません。



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