都市間特急列車の厳しい時代

 2018.10.13

 11日の道新朝刊を見ると、10日の「オホーツク3号」が石北本線上川~白滝間で、車輪の空転で進めなくなり、上川~網走間を部分運休したとありました。

 調べたところ、正確な地点は中越信号場~上越信号場間で、11日も同じ列車が同じ区間で再び空転していました。

 秋季は落ち葉などで空転が発生することがあります。単行の一般気動車ではめずらしくありませんが、特急気動車でも北見峠を越えるのが難しいのかと驚いてしまいました。

 JR北海道は詳しい原因を調べているようです。

 また、この記事には「特急オホーツク3号(4両編成、乗客32人)」とありました。これは短編成ということを考慮しても、大変少ない乗客数です。

 網走方面は2017年3月のダイヤ改正で、札幌直通の列車が8本から4本に半減し、旭川乗り継ぎが4本となりました。「オホーツク3号」は限られた札幌直通の列車で、網走方面の最終でもありますが、この乗客数を見て、都市間特急列車の厳しい時代を実感しました。

 先月、特急電車の間引き運転にあわせて、「オホーツク」「大雪」の一部が6両編成で運用されていましたが、通常期の2両増結は、本当に異例の対応だったことがわかります。

 例えば「オホーツク」の15年度輸送量(旭川~網走)は、1991年度の半分程度しかなく、効率は旭川~上川間45%、遠軽~北見間35%、北見~網走間17%となっていました。

 また、17年度の石北本線の列車別乗車人員は、「オホーツク」「大雪」が全列車、全区間で100人未満。「オホーツク3号」は上川まで48人、北見まで29人、網走までは8人しかいませんでした。

 乗客32人というのは、輸送量や線区データを見れば、妥当な人数なのかもしれません。



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Author:dieseltrain


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