減速減便のダイヤ改正がスタート

【★】
 特急列車8本の減便及び札幌~函館、釧路、旭川間で最大20キロの減速運転を行うダイヤ改正が昨日、実施されました。改正の前日まで130キロ運転を行っていた特急「スーパー北斗」「スーパーカムイ」は、10キロ遅い120キロ、「スーパーおおぞら」は20キロ遅い110キロとなっています。

 また、「スーパー北斗」4本を減便した函館方面は、臨時列車を含めて1日14本しかなく、平日の昼間時間帯では運転間隔が約4時間となります。減速減便の影響は少なくありません。

 -車両の集約-

 今回のダイヤ改正では、「減速減便」がクローズアップされていますが、車両運用でも大きな変化があり、「スーパー北斗」はキハ281系、「スーパーおおぞら」はキハ283系、「スーパーとかち」はキハ261系の運用に集約されました。

 「スーパー北斗」4本の減便は、キハ283系を使用していた4本であることが分かり、「スーパーとかち」はキハ261系の増備によって使用する車両を統一しました。車両トラブルが増加しているキハ283系の「スーパーおおぞら」集約と減速運転は、どのような効果が出るのか注目です。

 -経済への影響は-

 都市間特急列車の高速化は、経済面で非常に有効なものでした。今回の減速減便で経済活動に影響が出ることは避けられないようです。JR北海道の一連のトラブルで、高速バスやマイカーの利用に切り替える動きも出ており、列車本数の回復と速度の正常化を求める声は少なくありません。

 -高速化の意義-

 JRの高速化は、目的地まで1分でも早く到着することにありました。停車駅を少なくし、単線の列車交換では振り子列車を優先するなど、「スーパー北斗」の2時間59分、「スーパーおおぞら」の3時間35分は、それを追求した結果でした。

 1998年以降、「北斗」「おおぞら」など旧式の列車を高速化する際、その列車の停車駅を維持または拡大するようになり、いつしか「スーパー北斗」「スーパーおおぞら」の所要時分は、デビュー当初より大幅に延びていました。確かに利便性は向上しましたが、それは当初の目的と少し違っていたかもしれません。

 停車駅を維持しつつ、所要時分の延長を少なくするというのは、車両への負荷が増加することになります。「メンテナンス体制の強化」は、車両の「酷使」をやめることから始まると思います。今回の減速減便は、それを念頭においているのではないでしょうか。




広告


広告

お知らせ

いつもごらんいただきまして、ありがとうございます。

このほど、60万アクセスを達成しました。

今後も当ブログをよろしくお願いします。

広告

プロフィール

Author:dieseltrain


-

-