滝川~富良野間、開業100周年


 今月10日、根室本線滝川~富良野間の開通から100周年を迎えます。これを記念して当日は、滝川駅と富良野駅で出発式典が開催され、滝川発釧路行き2429D普通列車は、旧国鉄朱色塗装の車両2両で運転されます。

 赤平駅と芦別駅では2429Dと2428Dの到着に合わせて、ホームに100周年を祝う横断幕が用意されます。

 -幹線からローカル線へ-

 かつては特急「おおぞら」や急行「狩勝」など優等列車が走っていた滝川~富良野間ですが、1981年10月に札幌~帯広間を短絡する石勝線が開業してからは、優等列車の多くが石勝線経由となり、その後は衰退の一途をたどっています。

 1986年から札幌~富良野間の「フラノエクスプレス」の運転がスタートし、現在も「フラノラベンダーエクスプレス」など季節運転の臨時列車が設定されています。しかし、1990年の「狩勝」の快速格下げ以降、優等列車の定期列車は1本もありません。

 -閑散線区の末路-

 来春廃止される江差線木古内~江差間は、輸送密度が1日50人未満の超閑散線区で、年間数億円の赤字が発生しています。また、新幹線の並行在来線ではないため、新幹線開業後に「飛び地経営」となることが、廃止の決め手となりました。

 根室本線は滝川~根室間(443.8キロ)の長大線区ですが、滝川~新得間、釧路~根室間の輸送密度は、1日500人未満の閑散線区となっており、特急街道で採算ラインにある新得~帯広~釧路間とは対照的です。

 人口減少時代に突入し、ローカル線の現状はますます厳しくなっています。JR北海道は、赤字ローカル線の廃止は極力行わない方針ですが、江差線のように条件が揃えば、鉄路の廃止もありえるということを示しました。ローカル線の将来は決して明るくありません。




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Author:dieseltrain


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